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2011年9月6日 WAZAチャレンジ教室 [沼津市立片浜小学校] DIGEST 「アートモザイク」「シルバーアクセサリー」「フラワーアレンジメント」「木製本立て作り」「日本料理」「銅版アート」6種類のカテゴリーの中から子ども達が好きなものを選んで挑戦する「WAZAチャレンジ教室」
ただ単に作るということではなく、教えてくれるその道の巧(たくみ)の技を生で見て自分たちのオリジナルを作り上げる。真剣な子供たちの眼差しが印象的でした。
WAZA(わざ)チャレンジ教室とは?
小学生・中学生・特別支援学校生が優れた技能を持った「技能士」の指導をうけながら様々な「ものづくり」を体験することで、技能・技術への関心を高め、その大切さを知ってもらうことを目的として、『社団法人 静岡県技能士会連合会』の協力、教育委員会との連携により、県が実施している事業で、毎年参加校からは「技の楽しさや難しさを実感できた」と大変好評を得ています。

このうち、小・中学校から選出された代表選手による、小・中学生技能競技大会(こども技能グランプリ)を「WAZAフェスタ」において実施しています。

☆WAZAフェスタ 2011年10月29日(土)・30日(日) 10:00~16:00 ツインメッセ静岡南館
誰が一番?みんな一番!
シルバーアクセサリー教室。「静岡県貴金属工芸技能士会」より依頼を受けた4名の職人さんが講師として学校へ。今回は、切手ほどの大きさの銀板プレートに絵や文字をいれてデザインに沿って削り、磨きをかけて仕上げる「プレート型ペンダント」を作ります。職人さんから作り方のポイントを聴いて作業開始です。まずは、デザインをペンでプレート上に描いていきます。子ども達のデザインは、大好きなハートや自分のイニシャルとどれもオリジナリティ溢れるものばかりです。次に、デザインの上をやすりで削っていきます。この作業は全て手作業です。簡単そうに見えて結構難しい!自然と子ども達も無口になり『集中力』が試されます。一番の難関作業を終えた後は、プレートの表面を滑らかにする作業です。電動のやすりを使って行います。子ども達は職人さんから「コツ」を聴きながら一生懸命作業に取り組みます。
最後にシルバー本来の光沢を出すために薬品をつけた布で磨き上げ完成です。丁寧に磨きあげられたシルバープレートは輝き、世界にたった一つの『私の作品』の出来上がりです。さっそく友達同士で作品を見せあいます。皆オリジナル作品を作り上げた達成感と満足感で笑顔がひろがります。子ども達は、普段商品として売っている「もの」を目にする事はあっても、それを自分で作ったり、また製造過程を見る機会はほとんどないかもしれません。今回のWAZAチャレンジ教室の体験を通じて、子ども達は「もの」を大切にする気持ちはもちろん、それを作る職人さん達の苦労や喜びをより身近に感じたことでしょう。また今まで何気なく使っていた「もの」が時間をかけ一生懸命作ることによって『愛着あるもの』に変化することも体感できたようでした。
焦げても不格好でも、自分で作った料理は最高!
日本料理教室。「静岡県日本調理技能士会」から講師として招かれた職人さん達が指導にあたります。まずは、厚焼き玉子を作ります。熱心に職人さんの話に耳を傾ける子ども達。おいしく作るコツは、玉子をボウルに2〜3個割ってかき混ぜます。その時、白身と黄身を上手く混ぜないと完成した卵焼きに白色と黄色のムラが出来てしまいます。そこに出汁(だし)を入れてよくかき混ぜ「卵焼き専用のフライパン」で焼いていきます。フライパンに火が通ったら3〜4回に分けて玉子を落として厚焼きにしていくのですが、この作業が一番難しい!子ども達は、中火で焦げないように気をつけながら、さいばしを使い丸めて寄せて、また玉子を流し込む。その作業の繰り返しです。ふかふかのおいしそうな厚焼き玉子の完成です。
焦げても不格好でも、自分で作った料理はやっぱり最高ですね!
次なる挑戦は、アジのたたきです。子ども達は、職人のお手本をじっと見て、三枚におろすテクニックを自分のものにしようと真剣です。この包丁さばきが子供たちにとっては「超」難関!包丁の背を使い横にスライドさせるのです。中には、初めて包丁を使う子ども達もちらほら。おそるおそる包丁を使う子ども達へ職人さんが「みんな初めは下手だったんだよ。毎日練習してやっと出来るようになったから、みんなも練習していくうちにきっと上手になるよ。」と優しくアドバイスです。最初は、悪戦苦闘していた子供達も「コツ」をつかんだのかアジの皮を包丁の背で上手に剥ぎ取っていきます。「出来たー!」思わず声が出てしまうくらい嬉しかったようです。更に「今日のことを忘れないようにお家に帰ってからも復習してください!勉強も同じ。復習をしっかりしないと自分のものになりません!」と職人さんから日々の練習の大切さも教えてもらいました。満足げな子ども達の笑顔が溢れていました。
インタビュー [INTERVIEW]
Question   シルバーアクセサリー教室はどうでしたか? Answer ・いつもとは違う削ったりする体験、また裏技も覚えて楽しかったです!
・自分のイニシャルを入れました。ペンダントに丸みをつける作業が難しかったです。
 今回は自分の物を作りましたが、次はお母さんのを作ってあげたい。
・自分の好きな清水エスパルスをモチーフにしたデザインのペンダントが作れて嬉しかったです。
・職人さんの技が凄かったです。今度はもっと格好いいのを作ってみたいです。
 将来はデザイナーとかになれたらいいな。
Question   本棚作りはどうでしたか?難しかったところは? Answer ・すごく楽しかった。釘を打つときに曲がってしまうところが難しかったです。
・思ったより楽しかった。釘が曲がらないようにカナヅチの真ん中で釘を打つようにするところが難しかった。
・板を固定式の電動ノコギリで丸く切るのが大変でした。楽しかったので今度は椅子を作ってみたいです。
Question   フラワーアレンジメントをやってみてどうでした? Answer ・バランスを整えるのは大変だったけど、花が好きなので楽しかったです。
・茎の中に針金を通して作る作品は、たまに針金が飛び出しちゃうこともあって難しかったです。
 今度は清楚なイメージの作品を作ってみたいです。
・将来、フラワーアレンジメントの仕事をすることが夢だったので、今回やってみて、ますますこの仕事に就き  たいと思うようになりました。隙間なく綺麗に埋めていくところが難しかったです。次はブルースターとかバラでかわいい作品を作ってみたいです。
Question   今日のアートモザイク体験はどうでしたか? Answer ・プロの先生に教えてもらえてよかったです。
イルカの背中の部分が丸くなっているのでそこにタイルをカットしてはめ込んでいくのが難しかったです。
・楽しかったです。星が好きなのでデザインは星に決めました。タイルを細かく切って星の先端部分に貼り付  けるのが難しかったです。今度も作るならやっぱりデザインは星にします。
WAZAチャレンジ教室
片浜小学校でのWAZAチャレンジ教室の様子です。
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