静岡県内で、ものづくりに携わる職人・技能者や関連イベントをご紹介
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2011年10月11日 WAZAチャレンジ教室 [静岡県立沼津特別支援学校 伊豆田方分校] DIGEST 自分の力を発揮すべく「厚焼き玉子」と「アジのたたき」に挑戦しました。自立する心を養う絶好の機会であり、自信をつけた教室でもあります。三角巾とエプロン姿がなかなか様になった高等部1年生10名、2年生8名、3年生10名のチャレンジです。

ドキドキしながらのチャレンジでしたが、料理のあとは食事会です。
技能士さんがアラを使って味噌汁を作ってくれました。御飯もタイミング良く炊き上がり、おかずは自分達が作った「厚焼き玉子」と「アジのたたき」です。
WAZA(わざ)チャレンジ教室とは?
小学生・中学生・特別支援学校生が優れた技能を持った「技能士」の指導をうけながら様々な「ものづくり」を体験することで、技能・技術への関心を高め、その大切さを知ってもらうことを目的として、『社団法人 静岡県技能士会連合会』の協力、教育委員会との連携により、県が実施している事業、毎年参加校からは「技の楽しさや難しさを実感できた」と大変好評を得ています。

このうち、小・中学校から選出された代表選手による、小・中学生技能競技大会(こども技能グランプリ)を「WAZAフェスタ」において実施しています。

☆WAZAフェスタ 2011年10月29日(土)・30日(日) 10:00~16:00 ツインメッセ静岡南館
こわがらずに、やってみよう!
地元の旅館、料亭から技能士さんが16名。静岡県日本調理技能士会さんの心強い全面協力のおかげです。生徒代表によるハキハキとした挨拶から始まり、次は技能士さん達の自己紹介です。まだまだ教室内の雰囲気も固いようです。
最初に技能士さんの見事な手さばきによる厚焼き玉子の焼き方の披露です。
厚焼き玉子の焼き方のポイントの説明をしながら、短い時間でおいしそうに焼きあげると生徒達から大きな歓声が上がりました。
「玉子は両手で割りましょう」と指示があり、おそるおそる玉子を割る生徒達に「ゆっくりやりましょう」と優しい声がかかります。このちょっとした声かけで生徒達の動きが良くなってきました。玉子を溶く箸の動きもなめらかです。フライパンに溶いた玉子を流し込む手つきもいい具合です。
いよいよ玉子をひっくり返す工程です。おっかなびっくりの生徒達の手を取り丁寧に技能士さん達が教えてくれます。手を添えてくれたり、時には生徒の後ろから両手を持って本当に親切丁寧な指導です。一度教えてもらうと、のみ込みの早い生徒達は、2度目3度目は自分でうまくこなしていきます。おぼつかない手つきはどこへやら。中には焦がしてしまう生徒もいますが、最後の仕上げに技能士さんがちょっとだけお手伝いをして見栄えを整えてくれます。優しい心配りです。焼きあがった厚焼き玉子を皿に移し替えです。フライパンの持ち手を変えてお皿をフライパンにくっつけて、タイミングよくひっくり返して出来上がりです。自分で作った事に満足の笑みがこぼれます。早速、先生に報告です。先生に褒められ嬉しそうな生徒を見て技能士さんも満足です。
ここで技能士さんから一言「後片付けをしっかりやりましょう」料理の基本ですね。
早く食べたい!
包丁を握るのが初めての生徒もいます。緊張している生徒がほとんどです。それでも率先して包丁を握る生徒に先生も感心。厚焼き玉子で自信をつけたようです。技能士さんは生徒の手を取り包丁の握り方から丁寧に指導です。優しい技能士さんの言葉に励まされアジに包丁が入ります。最初は危なっかしい手つきも慣れてくると滑らかな動きです。なかなか見事な三枚おろしの出来上がりです。包丁の鋭い切れ味に関心している生徒もいました。
難関は皮を剥ぐ工程でしょうか。包丁の背を使うことに戸惑っている様子です。「こっち側じゃ切れないよ」と思っているのでしょう。そんな手の止まった生徒に技能士さんが優しく手を添え包丁を動かします。このちょっとした手助けで生徒は自ら行えるようになりました。本当に素直でのみ込みの早い生徒達です。あとは細かく切って盛り付けです。技能士さんの簡単な指示だけで完成させてしまいました。何事にも積極的に取り組む生徒達の成長が見えました。
インタビュー [INTERVIEW]
Question   「厚焼き玉子」はどうでしたか? Answer ・ところどころ少し焦げちゃったけど、おいしくできた。
・今日、家でお父さんお母さんに作ってあげたい。
・何回もたまごをひっくり返すのがとても難しかった。
・かわいいフライパンをもらえたので家でも作ります。
・初めてだけどうまく出来た。慣れたら楽しい。
Question   「アジのたたき」はどうでしたか? Answer ・アジを三枚におろすのがとても難しかった。
・家では包丁はあまり使わないのでちょっと怖かった。
・料理人の方が親切に教えてくれたのでうまく出来た。
・緊張したけど、料理人の方に助けてもらってうまく出来た。
・いい経験になりました。ありがとうございました。
Question   ≪特別≫技能士さんへのインタビュー Answer 今回は支援学校ということで生徒2名に付き1名の技能士となりました。 安全を考慮してのことです。
この伊豆田方分校はとても積極的な生徒が多く楽な展開でした。
包丁の取り扱いには十分な注意が必要ですが、それ以外は特になにも心配ありませんでした。
厚焼き玉子は、出来上がりの見栄え(焦げ付き等)を友達と比較すると困りそうなので、
ちょっとだけ出助けをする程度でした。
三枚おろしのアラで出汁をとった味噌汁を喜んでもらえて良かったです。
WAZAチャレンジ教室
静岡県立沼津特別支援学校 伊豆田方分校での様子です。
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