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静岡県立沼津技術専門校(沼津テクノカレッジ) 沼津テクノカレッジ [静岡県立沼津技術専門校] 21世紀、モノづくりの現場では、一人ひとりの確かな技だけでなく、より高度な専門性、しなやかな感性と情熱、豊かな創造性が求められています。こうした時代に即応して、沼津テクノカレッジでは「基礎」「実践」「応用・創造」「IT」「心」の5つのキーワードをもとにリニューアルスタート。未来を拓く新技術人を育てます。
プロフィール [PROFILE]
施 設 名:静岡県沼津技術専門校
愛  称:沼津テクノカレッジ
住  所:沼津市大岡4044-24
電話番号:055-925-1071
構成学科:若年者コース=・機械技術科・電子技術科・情報技術科
      離転職者コース=・CAD科・機械科・住宅リフォーム科
                 ・電気工事科・溶接科
入学資格:若年者コース=概ね30歳以下で技術・技能を身につけて就職しようとする者
離転職者訓練=公共職業安定所(ハローワーク)へ求職申込みされている方。

定  員:若年者コース=各学科20人
     離転職者コース=ホームページ参照

訓練の特徴:「基礎」「実践」「応用・創造」をキーワードに、時代の要請に即した、未来を拓く技術者を育成。充実したカリキュラム・豊富な最新設備・高い就職率。
なぜ必要かを考えさせる
◇指導員に聞く:機械技術科/井出 裕之(いで ひろゆき)さん

――訓練生は、入校してはじめてのことばかりですね。どのように技術や技能を教えているのでしょうか。

訓練生の能力はさまざまです。訓練生の能力を充分に把握して、一人ひとりに合った指導をしています。訓練生たちに技能や技術の基礎を身につけさせる必要がありますので、それぞれの能力に合わせて、着実に一歩一歩ステップを踏ませるようにしています。訓練していく過程で、いま覚えようとしている技術と技能が、なぜ必要かを考えさせ、そして説明し、自分のものになるように心がけて指導しています。
生産技術的な仕事ができる「機械加工技術者」に
――訓練生は将来どのような技術者・技能者になってほしいですか。

機械加工業界では、より高能率、高精度化が進んでいます。しかし、いくら高機能の機械でも、その機械を扱うのは人です。加工の基礎としては、段取り、工具、切削条件等多くあります。これらをしっかり身につけた人が、治具の段取り、ツーリング、工程設計、プログラミングなどの生産技術的な仕事ができる「機械加工技術者」になることができます。ですから、当科では、この基礎を徹底的に教え込んで人材を育てます。訓練生には、ものづくりの楽しさを忘れずに、向上心を持って、さまざまな加工トラブルに対し、自分自身で対処できる力を身につけてもらいたいですね。そして、これからのものづくり業界をリードする人材に育ってほしいと思います。
課題に取り組む過程が大きな財産
――訓練生は、技能競技会などにも出場しているんですか。

わたしが指導に携わってから、技能五輪全国大会に4人、技能五輪の選手選考会に2人、若年者ものづくり大会に4人、選手として育成しました。なお、平成23年度の第6回若年者ものづくり大会では、「フライス盤」職種で3位に入賞しました。

特に忘れられないのは、第42回技能五輪全国大会(岩手大会)と第43回大会(山口大会)に連続して訓練生を出場させたことです。山口大会では、6部品からなる旋盤課題で、加工工程、工具選定、切削条件、段取り方法など、試行錯誤をしながら決め、訓練生を指導しました。訓練生は、毎日夜遅くまで練習しがんばりました。大会では、思わぬトラブルもありましたが、乗り越えて制限時間内に完成させました。訓練生のがんばりとひたむきな姿勢に、なんとも言えない感動が湧き上がりましたね。

競技大会に出場し結果を出すことも大事ですが、その課題に取り組む過程が、訓練生にとっても指導者にとっても大きな財産になると思っています。それらの効果もあり、訓練を通して、これまでに約50人の機械加工2級技能士を育てることができました。
学科の紹介
≪機械技術科≫
ものづくりの「技術屋」を育成しています。実習場には、製造業の現場と同様の機材が数多く並び、優秀な技術者・技能者を講師として招いています。一般の大学や高校ではできない少人数制だからこそできるきめ細やかな指導が優れた技術屋を育成しています。
≪電子技術科≫
色々な機器を自分の考えで動かせるようになることを主眼に制御回路やプログラムについて教えています。「好きこそ物の上手なれ!!」を合言葉に自分で学べる技術者を目指しています。基礎的なことに充分時間をかけるように心がけて授業をおこなっています。
≪情報技術科≫ 
情報系の代表的な職種としてシステムエンジニアというものがあります。ここでは将来のシステムエンジニアを養成するため、1年次にはプログラミングを中心に基礎的知識の取得を目指し、2年次より業務分析実習、システム設計、システム設計実習等の分析、設計の講義・実習を多く行い、養成をしています。
インタビュー [INTERVIEW]
Question   指導員の魅力はなんですか? Answer 基礎技能・技術を身につけさせると同時に、職業人としての人間的な影響を若い人に与えられることができることです。
Question   指導員としてなにが必要だと思いますか? Answer 専門分野における知識や技能はもちろんですが、それよりも、人を育てることが好きで、環境の変化に順応し、自分自身も向学心をもつ必要があると思います。
Question   指導員で良かったことはなんですか? Answer 修了生が、専門校に来て職業人として立派に活躍していることを報告してくれた時です。企業訪問時、修了生に、「あのとき、指導されたことの意義が、今わかりました」と言われ、生産技術者として活躍している姿をみると、なんともいえないうれしさがあります。
Question   どんな訓練生の入校を希望しますか? Answer ものづくりに興味があり、何事にも前向きに技能・技術を身につけようとする人。
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