静岡県内で、ものづくりに携わる職人・技能者や関連イベントをご紹介
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静岡県立浜松技術専門校(浜松テクノカレッジ) 浜松テクノカレッジ [静岡県立浜松技術専門校] 浜松テクノカレッジは愛称で、正式名称を静岡県立浜松技術専門校といい、県が行う職業訓練の県西部における中核施設です。開設からの延べ修了生は15,000名余を数え、今も変わらず県西部の産業の人材育成の中核として機能しています。
プロフィール [PROFILE]
施 設 名:静岡県立浜松技術専門校
愛  称:浜松テクノカレッジ
住  所:浜松市東区小池町2444番地の1
電話番号:053-462-5602
構成学科:求職者訓練 若年者コース=概ね30歳以下の方のための1年コース ・機械技術科 ・建築科

離転職者訓練=再就職を目指す離転職者の方を対象としたテクノカレッジ内で実施する5〜11ヶ月コース
・機械加工科 ・造園科 ・広告デザイン科 ・溶接加工科 ・建築リフォーム科 ・住宅設備科 ・機械CAD科 ・電気工事科

訓練の特徴:知識と技能のバランスの取れたカリキュラムにより、基礎知識を学びながら幅広く実践的な実習を行い、企業が求める技能者に成長することを目標としています。
いまの生徒は根気がある
◇指導員に聞く:建築科担当/菊波 紀夫(きくなみ のりお)さん 

――生徒は、ここでどのような姿勢で技術や技能を身につけてほしいと思いますか。 

真摯な態度で基礎や多くのことを学び社会、現場に出てからも、責任感を持って仕事に打ち込める技術者・技能者、社会人になってほしいですね。わたしが教えている大工の仕事は、体力と精神的にも厳しい仕事だから、だれもができるというものではありません。3年から5年は、ほとんど休みもなくきついと思います。そのつらさに負けず、仕事をつづけてほしい。これまで、多くの生徒を見てきましたが、いまの生徒は根気がありますので、これは、わたしの取り越し苦労でしょう。期待として、自分で考えて動ける職人になってもらいたいですね。

いま生徒たちは、素直で謙虚な気持ちで訓練に取り組んでいます。この気持ちを忘れないことです。また、人から言われたことだけをやるのではなく、どうしたら効率よくできるか、もっといいやり方がないか、そういった、少しずるく、と言うと語弊がありますが、賢く仕事ができる職人になってほしい。せっかくこの訓練校で技術や技能を身につけるのですから、大工の仕事を一生つづけてもらいたいですね。
人を使える立場になってほしい
――「学校の教育方針、特徴」を教えて下さい。

浜松テクノカレッジでは、機械操作や手仕上げ作業に習熟した生産現場のリーダーや、木造建築の建設に優れた技能を発揮できる若手技術者を育成するほか、離転職者の方に再就職の機会を提供するため、機械、造園、広告デザイン、溶接、建築リフォーム、住宅設備、機械CAD、電気工事といったさまざまな分野の訓練を行っています。また在職者の方で技能アップを目指す方にも広く講座を提供しています。


 ――生徒はここで学んだあと、どのような資格を取ってほしいと思いますか。 

国家試験の2級技能士の学科試験が免除される技能士補になれます。生徒は、ここを卒業して、大工を一生の仕事にすると決めるはずですが、人に使われるだけの人間で終わってほしくないですね。責任者の立場について、人を使える側になってほしい。そのためには、2級建築士か木造建築士の資格は必須です。
木にふれて建築の基礎をおぼえる
 ――最近の実習で心に残っている出来事はありますか。また、この建築科の特徴はどのようなことでしょう。 

2年前に、学校の実習棟のなかに、住宅設備科が水回りや空調設備をつける実習のために、モデルハウスをつくりました。生徒たちはみんな元気で、楽しくやりました。みんなでモデルハウスをきれいにつくるという、一つの目標に向かってがんばりました。でき上がったときは、生徒も指導員であるわたしも、ほんとうにうれしかった。
この建築科の特徴は、さまざまな木にふれて、建築の基礎をおぼえることです。ここを卒業してさらに上の段階に自分の能力をアップさせて、応用する能力も養ってほしいですね。訓練校はその準備段階です。建築は、ずっと現場で働けるいい特徴があります。
学科の紹介 
≪機械技術科≫
切削加工の基礎を実務中心に学びます。旋盤・フライス盤による部品加工をとおし、生産現場で主流となっているNC機器による加工技能・技術を習得します。 『機械加工』を身に付けてみたい方を望んでいます。
訓練期間:1年間
取得可能資格:ガス溶接技能講習修了証。アーク溶接特別教育修了証。研削砥石取替等特別教育修了証。技能士補。

≪建築科≫
木造建築工事の基礎的な技能、手工具による工作作業や、基本的な建築機械を使った加工技術、設計者の意図を理解し図面を読み取る能力を身につけます。
建築を職業とする強い意思に加え、訓練科目に必要な習得能力と職業訓練に意欲がある、概ね30歳以下の方を対象としています。
訓練期間:1年間
インタビュー [INTERVIEW]
Question   指導員としてなにが必要だと思いますか? Answer 人にものを丁寧に伝える事が、とても大事です。自分が、仕事で苦しんだことや、失敗したことも話しています。良い事だけを教えるのではなく、すべて教えることも必要だと思います。
Question   この仕事をしていて良かったことはなんですか? Answer 学校を卒業して、生徒達がまた自分に会いにきてくれることがうれしいですね。そして、卒業生がここで学んだことを生かして、長く仕事をつづけていると聞くとやりがいを持てますね。
Question   指導員の魅力はなんですか? Answer 人材を育成できることが魅力です。自分が育てた生徒が、成長していく様子を見ることができますし、そこが魅力でもあります。
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