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フライス盤 守屋 博章 選手 もりや ひろあき [スズキ株式会社] 問題を解決し実行していく 若い技能工にとって、今の自分のレベルを知ることは、これからの技能アップにもつながります。おなじ世代の人たちと技を競う技能五輪は、またとない機会です。「全国大会では何がおきるかわかりませんので、自分の応用力がためされます。」守屋博章さんの意気込みです。「自分で問題を設定して、解決できるようになる」ためにも、守屋さんは大会が待ち遠しいようです。
プロフィール [PROFILE]
平成元年(1989年)10月7日生まれ 

地元の高校卒業後
スズキ株式会社 入社

スズキ株式会社
1909年(明治42年)鈴木式織機製作所として創業、1920年(大正9年)鈴木式織機株式会社として法人設立。今日では、2輪車、4輪車、特機製品を中心に、人びとの暮らしとともに歩んでいる。
技能五輪全国大会とは
青年技能者の技能レベルの日本一を競う技能競技大会で、その目的は、次代を担う青年技能者に努力目標を与えるとともに、大会開催地域の若年者に優れた技能を身近にふれる機会を提供するなど、技能の重要性、必要性をアピールし、技能尊重機運の醸成を図ることにおかれています。
現在、全国大会は、原則として毎年11月に開催され、国際大会が開催される前の年の大会は、国際大会への派遣選手選考会をかねています。
全国大会の出場選手は、各都道府県職業能力開発協会などを通じて選抜された者(原則23才以下)としています。
「フライス盤」 技能競技とは
工作物(加工する材料)を前後、左右、上下に動かし、定位置で回転しているフライス(回転切削工具)で、その工作物を高精度に加工します。金属の平面加工や溝加工、穴加工、平面の組み合わせによる立体形状の部品を製作するときなどに重要な役割を果たしています。精度はもちろん見た目の美しさも求められるため、より高度な技能が必要です。
「フライス盤」は"段取りに始まる"といわれるほど準備が大切です。切削工具や作業工具、測定器具など、数種類の道具を選択し、効率的な作業手順を決めるには、加工図面の読み込みと機能的な公差配分が欠かせません。そうした道具や手順をこなすための技能の反復練習によって成長し、高精度な加工ができるようになります。
応用力を養ういい機会
技能五輪の「フライス盤」の競技課題は、機械を扱うときの基本や基礎技術の審査がポイントで、日ごろの業務の積み重ねできたえた技能が、そのまま大会にあらわれることになります。
守屋さんの上司は「限られた条件の中で選手の応用力を養ういい機会。仕事に置き換えるなら、試作品を完成させることに似ています」と守屋さんの活躍に期待しています。
競技時間は5時間30分で、日々の仕事でも時間を意識してフライス盤と向き合っていますが、鉄の塊をキラキラ輝く製品に仕上がっていく過程が、時間を忘れるほど楽しいと、守屋さんは一生懸命です。
将来の自分のために精一杯がんばる
 守屋さんも技能五輪全国大会は3回目。
「競技課題に隠されたさまざまな制約のクリアのための試行や工夫が、日ごろの業務で発生する問題解決の手法を学ぶことだと考えています。大会の経験が糧(かて)になって、自分が成長すると思っています」と、出場を喜んでいます。
「(大会出場で渡させる)図面を読み解き、完成品をしっかりイメージして、納得いくまで追求」することがとても楽しみで、会場での自分に胸をふくらませています。
インタビュー [INTERVIEW]
Question   この仕事を始めたきっかけはなんですか? Answer 自動車が好きで地元の優良企業だったので入社を希望しました。
Question   競技会へ出場する「理由」を教えてください。 Answer 自分の力試しです。
Question   第49回技能五輪全国大会への「意気込み」をお願いします。 Answer 過去2回は良くなかったので、今回は満足できるものをつくりあげたいです。


写真右は同じくスズキ株式会社から技能五輪全国大会に出場する「旋盤」競技の久米晃聖選手です。
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